●『僕のいた時間』
●『星から来たあなた』
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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月8日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84542&type=0
ドラマ「僕のいた時間」に見る日本ドラマと韓国ドラマの違い―中国メディア
2014年3月6日、中国の動画配信サイト「愛奇芸」では現在、三浦春馬主演のドラマ「僕のいた時間」の同時配信が行われており、大ヒットした昨年の「半沢直樹」に続いてネット上で大きな話題を呼んでいる。
同ドラマで、三浦春馬が演じるのは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症する大学生・澤田拓人。ALSとは筋肉が徐々に衰えて呼吸困難に陥り、最終的には人工呼吸器をつけないと死に至ってしまう病気だ。
難病に侵され、命のリミットがあると初めて意識した澤田拓人は、恋人や家族とどう向き合うのだろう?
三浦春馬は難病と闘い、今を生きる青年の姿を演じている。
難病を患った時、残りの人生とどのように向き合えば良いのだろう?
自暴自棄になってしまうのか?
それとも残りの人生を輝かしいものにするのか?
深い哲理を含んだ同ドラマを、中国のネットユーザーらは「感傷的で心が痛くなるドラマ」と評価している。
中国では最近、韓国ドラマ「星から来たあなた」による熱い韓流ブームが巻き起こっている。
そんな中、熱狂的なドラマファンは「星から来たあなた」と「僕のいた時間」を対比し、その違いについて語り合っている。
あるネットユーザーは、
「『星から来たあなた』に夢中になり、動画配信サイトに最新話がアップされるのを、今か今かと首を長くして待っていた。
そんな時に、『僕のいた時間』の配信も始まった。
つなぎにこのドラマを見ようと思っていたが、意外なことに『僕のいた時間』にも心を奪われてしまった。
『星から来たあなた』の最新話が出る日まで、このドラマを見て待ち続ける辛さを癒やすことに決めた」
と語っている。
現在、中国ではテレビだけでなく、便利なインターネットを通して日本や韓国のドラマが配信され、ドラマファンにとってはうれしい限り。
配信日も、日本や韓国の放送日とほとんど差はない。
また、インターネットというプラットホームは、日本ドラマファンと韓国ドラマファンが「日流」と「韓流」をめぐって意見を交わす場所ともなっている。
ドラマのテーマに関して、ネットユーザーらは、
「日本のドラマは一般大衆や無名の人の生活を描くことが多く、積極的で向上心に満ち、夢をつかむことを教えてくれる。
また、奮闘しながら前に進み、その結論も予想がつかない」
と分析している。
一方、韓国ドラマは、
「童話の中の王女や王子が登場することが多く、非現実的な夢の世界で、涙を誘うばかり。
始まったと同時に結末が予測できる」
としている。
ドラマのストーリーの展開の違いにもネットユーザーは目を向けている。
あるネットユーザーは、
「日本のドラマでは、登場人物が笑顔で毎日を過ごし、一生懸命生きている。
その姿に私はパソコンの前で感動の涙を流している。
一方、韓国のドラマでは登場人物がまだ涙を流し続けているのに対し、パソコンの前で私は『なんでまだ死なないの』と憂鬱な気分になる」
と結論づけている。
また、「僕のいた時間」が中国のネット上で配信されるようになり、あるネットユーザーは、
「日本のドラマと韓国のドラマの大きな違いは、後者は視聴者を楽しませるのに対し、前者は何かを考えさせたり、学ばせたりする点だ。
日本のドラマを見ていると、その過程で人生についての問題や命の意義などを常に考え、思考が刺激される。
セリフやストーリーの組み立てなど詳細に至るまで、深い意義がある」
と感想を語っている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)
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朝鮮日報 記事入力 : 2014/03/09 09:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/09/2014030900198.html
韓ドラ『星から来たあなた』、中国で社会現象に
CJフードビルの韓国料理ブランド「bibigo」は今月5日、中国・北京市内の4店舗で新メニューとして、フライドチキンとビールのセットメニュー「チメクセット」を発売した。
「チメク」はチキンとビール(韓国語でメクチュ)を組み合わせた造語で、韓国ではビールのつまみとして定番のメニューだ。
同社は「最近中国でチメクの人気が爆発的に高まっているため、メニューに追加した」と説明した。
上海市で韓国人住民が多い虹泉路周辺の韓国料理店は、押し寄せる中国人客でごった返している。
チキン店の前には数十メートルの列ができ、サムギョプサル(豚バラ肉の焼き肉)やトッポッキ(棒状の餅を甘辛く炒めた料理)の店も大混雑だ。
現地在住の韓国人、ホン・ミジンさん(37)は
「チキンを買うのに1-2時間待ちは当たり前。
注文が殺到しているため、このあたりのチキン店は出前の電話を取らないほどだ」
と話した。
■韓ドラが火付け役
中国でチメクブームが起きたのは、先月27日に韓国で最終回を迎えた人気ドラマ『星から来たあなた』(SBS)がきっかけだ。
女優のチョン・ジヒョン演じるヒロインが「雪の日にはチメクに限る」というセリフを放つと、中国ではたちまちチメクブームが起きた。
このドラマは中国のインターネット上で爆発的な人気を集めている。
香港紙明報は、韓国ドラマのおかげで鶏肉の消費が増え、鳥インフルエンザに苦しんでいた家禽(かきん)市場の回復を助けたと伝えた。
中国に進出した韓国の外食・流通業者も『星から』特需を享受している。
CJフードビルのベーカリーブランド「トゥレジュール」は、劇中の男性主人公を演じたキム・スヒョンをモデルに起用したため、売り上げが急増した。
中国国内のトゥレジュールの店舗に置かれたキム・スヒョンの写真入り広告の前は、記念写真を撮る中国人で終日混み合っている。
CJフードビルによると、『星から』の放送後、トゥレジュールの売上高が北京地区で30%、上海地区で40%増えたという。
中国各地に150店舗を展開する「BBQ」でもチキンの販売が30%以上伸びた。
ロッテマートでは、「巨人チキン」という商品名のチキンバスケットが華東地域77店舗で今年1-2月、前年同期比125%増の売れ行きを示した。
ビールの売り上げも70%伸びた。ロッテマート中国法人は今月12日からチキンバスケット1個と青島ビール6本を同時購入すると、価格を25%割り引く「チメクマーケティング」を展開する。
中国のホームショッピングチャンネルは、テレビやノートパソコンなどのデジタル家電を販売する際、画面に『星から』の映像を流している。
業界関係者は「ドラマがものすごい人気なので、短時間露出しただけで注目度は相当なものだ」と話した。
■韓流、第2のピーク目指せ
中国メディアは最近、『星から』ブームが引き起こすさまざまな社会現象を連日報じている。
福建省アモイ市の化粧品工場では、ドラマの最終回が放送された先月27日、従業員の休暇申請が殺到し、操業を1日休んだ。朝鮮王朝時代の古典小説『九雲夢』は、『星から』で男性主人公が紹介したことがきっかけで、中国語訳が売り切れた。
「ガールフレンドがドラマのせいでチメク漬けになっており、健康が心配だ」
という男性の愚痴を紹介した記事もあった。
中国の最高指導部も『星から』ブームに言及した。
中国の権力序列6位に当たる王岐山・共産党中央紀律検査委員会書記は、5日の全国人民代表大会(全人代=国会)の北京市代表団会議で、
「韓国ドラマが中国を占領する主な理由は、伝統文化を昇華させているからだ」
と語った。
中国では過去に韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』が韓流の火付け役となったが、『星から』のおかげで韓流が第2のピークを迎えているとの見方もある。
上海の韓国人街は『星から』ブームで商店が活気づいている。
上海韓国人会のキム・ソンチョル局長は
「面積200平方メートルの炭火焼き肉店の月額賃料が6万元(約101万円)から20万元(約337万円)に跳ね上がったケースもある。
最近の韓流を外食業界の好況にとどまらず、中国に進出した韓国企業にとっての追い風としていかなければならない」
と指摘した。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月11日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84693&type=0
韓流ドラマを支える脚本家の9割が主婦、収入は大女優並み―中国メディア
●10日、韓国ドラマと言えば、がんや交通事故、難病などがお決まりだったが、今では脚の長いイケメン俳優や美人女優、豪華衣装などが新たな売りとなり、再び中国ドラマファンの心を捉えている。写真は韓国の観光公社。
2014年3月10日、韓国ドラマと言えば、がんや交通事故、難病などがお決まりだったが、今では脚の長いイケメン俳優や美人女優、豪華衣装などが新たな売りとなり、再び中国ドラマファンの心を捉えている。
画面を彩る美しい女優や衣装がドラマをヒットさせる大きな要素となっているが、舞台裏の脚本家たちの力も大きく関係している。
韓国ドラマの脚本家の9割は主婦だという。
揚子晩報が伝えた。
中国で大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「星から来たあなた」の大ヒットに大きく貢献しているのが脚本家のパク・チウンだ。
家族をテーマにしたドラマ脚本を得意としており、「逆転の女王」や「僕の妻はスーパーウーマン」なども高視聴率を記録するヒットドラマとなった。
パク・チウンは元々、囲碁のプロ棋士で、後になって脚本家に転向した。
昨年放送された「応答せよ1994」の脚本家を務めたのがイ・ウジョンだ。
バスケ大祭典や米国ワールドカップなどの要素を取り入れ、アマチュアバスケットボールの人気が絶頂だった1994年を背景にしているため、多くの人を懐かしい思いにさせた。
イ・ウジョンは元々、バラエティー番組の製作に携わり、後になって脚本家に転向した。
エリート脚本家のキム・ウンスクはもともと、韓国では有名な作家。
「相続者たち」「パリの恋人」「シークレットガーデン」などのドラマが人気だ。
中年の人気俳優が登場するドラマを得意としてきた。
「紳士の品格」では、チャン・ドンゴンなどの中年イケメン俳優らが起用された。
しかし、若者の思考が分からないわけではなく、最近では足が長いイケメンのイ・ミンホが中国でブレークするきっかけとなった「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」を手がけた。
有名な姉妹脚本家、ホン・ミランとホン・ジョンウンの作品で有名なのは「主君の太陽」や「美男<イケメン>ですね-Fabulous☆Boys」など。
コメディータッチのラブストーリーが多く、笑いあり涙ありのストーリーとなっている。
韓国の脚本家の90%以上が主婦である理由について、「星から来たあなた」の脚本を手掛けたパク・チウンは以前、
「主婦は家事や子供の世話をしなければならないが、シナリオを書く時間もたくさんあり、失敗しても何も怖くない。
また、現在の韓国女性は知識が豊富で、感情的に繊細。
大作を仕上げる能力を備えている」
と説明した。
韓国では脚本家の収入は大女優らに引けを取らない。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)
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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月28日 13時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=85686&type=0
中華圏では韓流ブーム再燃、日本は「冷めた態度」
=きっぱり「無関心」―台湾メディア
●27日、中華圏およびアジア全体で再燃している韓流人気について、台湾メディアが「日本の冷めた態度」を報じている。写真はキム・スヒョン。
2014年3月27日、中華圏およびアジア全体で再燃している韓流人気について、
台湾メディアが「日本の冷めた態度」を報じている。
NOWnewsが伝えた。
昨年のドラマ「継承者たち」が人気を集め、さらに「星から来たあなた」の爆発的ヒットで、中華圏では韓流人気が再燃。
特に「星から来たあなた」は現在、アジア全体で人気が高まっているが、日本だけは全く反応しない。
中華圏とは対照的な日本の状況について、NOWnewsは「韓国ドラマのテレビ放送が激減」「嫌韓意識」によるものだと伝えている。
TBSでは2010年にスタートした韓流ドラマ枠「韓流セレクト」を今月半ばに終了した。
一時は大量にテレビ放送されていた韓流ドラマは、めっきり数が減っている。
これに加え、竹島の領有権問題などがきっかけで、近年は特に嫌韓ムードが高まっている。
このため、「韓流」と聞くだけで嫌悪感をもよおす人も多い。
中華圏では「星から来たあなた」の主演俳優キム・スヒョンがヨン様以来と言われる人気を見せている。
ファンミーティングでの高額ギャラ、バラエティー番組の出演料が1本につき300万元(約5000万円)など、人気のバロメータとなるお金の話題が連日ニュースを賑わせる。
これに対し、日本の際立った無関心さは注目の的だ。
NOWnewsの報道に対し、ネットユーザーからは「日本に続け」の声も聞かれている。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月30日 18時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=85758&type=0
大ヒット韓流ドラマが日本で“だけ”はやらない理由、日韓対立で韓流規制―台湾メディア
●28日、新浪網は記事「日本ネットユーザーはなぜ“星から来たあなた”のファンにならないのか?テレビ局が韓ドラ放送禁止で韓流を規制」を掲載した。日韓対立が要因で日本の韓流は力を失ったと分析している。
2014年3月27日、台湾・NOWNEWSは記事
「日本ネットユーザーはなぜ“星から来たあなた”のファンにならないのか?
テレビ局が韓ドラ放送禁止で韓流を規制」
を掲載した。
13年12月から14年2月まで韓国SBSテレビで放送されたドラマ「星から来たあなた」がアジアを席巻している。
中華圏でも爆発的な人気で、台湾では議会質問で言及された。
中国本土でも爆発的な人気となり、王岐山(ワン・ジーシャン)中国共産党中央紀律委員会書記が見たことを明かすなど、政治家まで注目するほどの大ブームとなっている。
「星から来たあなた」でアジアが沸き立つなか、唯一取り残されているのが日本。
ネットユーザーからも同作放映を求める声はさほど聞かれない。
この理由はなぜか?
背景にあるのは竹島問題と歴史認識問題に端を発した日韓対立だ。
韓国との対立が続くなか、テレビ局の韓流ドラマ枠は次々と打ち切られてしまった。
テレビ放映がないなか、韓流は日本で厳しい状況を迎えている。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年4月2日 5時7分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=85868&type=0
韓流ブームは低価格だから?人気スターのギャラは予想外の安さ―中国メディア
2014年3月31日、中国の映画やドラマに顔を見せる韓流スターたちについて、意外にもギャラが安いため起用しやすいことを中国のニュースサイト・網易が報じている。
中華圏では昨年末から韓国ドラマが連続ヒットし、主演のキム・スヒョンやイ・ミンホの知名度が急上昇。
ファンミーティングやCM起用で引っ張りだこの人気となっている。
しかし、彼らの韓国ドラマ出演料は想像よりぐっと安く、1本につき30万元~50万元(約500万~830万円)という値段。
中国でトップクラスの若手俳優ウェン・ジャン(文章)の場合、中国ドラマの出演ギャラは1本につき約90万元(約1500万円)と言われるため、大きな開きがある。
そんな韓国人俳優たちが、最近では中国のドラマや映画にどんどん進出している。
韓国ドラマ「継承者たち」の中国リメーク版には、人気グループのスーパージュニア(Super Junior)のシウォンが出演。
歌手のRain(ピ)も現在、中国映画「露水紅顏」を撮影中だ。
中国側が韓流スターを起用したがる最大の理由は、意外なギャラの安さ。
それに加えて、知名度や整った顔立ちなどがコストパフォーマンスを最大限に発揮してくれるからという。
このため、韓流スターが中国で本当に荒稼ぎできるのはファンミーティングのような場だけだという。
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