2014年3月3日月曜日

韓国の対中国部品輸出競争力がますます低下:63%で中国を下回る、韓国は輸出の26%が中国向け

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●7日、韓国紙・中央日報中国語版はコラム「一つ間違えれば韓国は日中サンドイッチ現象の罠に」を掲載した。日中の通貨安に挟み撃ちされるサンドイッチ現象の懸念が再燃しかねないと警告している。資料写真。


朝鮮日報 記事入力 : 2014/03/03 08:16
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/03/2014030300503.html

韓国の対中国部品輸出、競争力が低下

 韓国の中国に対する部品輸出は、競争力がますます低下している。
 最近13年間で、韓国製品部品10品目のうち約4品目が中国に逆転される寸前の状況に追い込まれたことが現代経済研究院の分析で判明した。

 同院がこのほどまとめた「韓中部品競争力比較」によると、2000年から昨年までの期間を対象として、主要部品46品目の競争力を分析した結果、
★.63%(29品目)で韓国企業の競争力が中国企業を下回った。
★.また、28品目(61%)では、競合関係が強まっており、
★.特に組み立て金属、一般機械、コンピューター、事務機器、電気機械、電子、精密機器、輸送機械など19品目(41%)で中国製品の競争力が近く韓国を追い抜く見通しであることが分かった。

 韓中両国の輸出競合度は2000年の0.36から0.43へと上昇した。
 輸出競合度は数値が1に近いほど、輸出構造が似ていることを意味する。

 ハン・ジェジン研究委員は、中国が第12次5カ年計画(2012-17年)で、造船、工作機械など重要部品の国産化目標を80%に引き上げるなど、部品競争力の強化に積極的に取り組んでいる点と指摘。
 その上で、
 「(韓国は)対中輸出依存度が高い部品産業の競争力を高めるための実質的な対策を立てるべきだ」
と訴えた。
 これに関連し、専門家は
▲部品産業のインフラ改善と革新能力強化
▲部品別の競争力高度化
▲韓中自由貿易協定(FTA)締結に備えた戦略部品産業育成
――などを挙げた。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月3日 14時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84283&type=0

中国の輸入相手国、13年は韓国が日本を抜き初のトップに
=日中関係悪化で韓国にメリット―中国メディア

 2014年3月3日、環球時報によると、
 2013年は韓国が日本を抜き、初めて中国にとって最大の輸入相手国
になった。

 中国商務部は1日、中国の貿易総額が米国を抜いて世界一となったと発表し、韓国メディアからも大きな注目を集めた。
 韓国貿易協会などのデータによると、昨年の中国の輸入市場に占める韓国の割合は12年の9.17%から9.24%へと上昇した。
 中国の韓国製機械・電子部品に対するニーズが大幅に増えたことが背景にある。
 一方、日本の昨年の中国の輸入市場に占める割合は12年の9.78%から8.19%へと減少。
 日韓の順位が逆転し、韓国が初めてトップに立った。

 しかし、韓国の一部の研究機構は
 「中国市場における韓国企業の競争力は実際にはほとんど上昇していない」
と分析。
 韓国・聯合ニュースも2日、
 「中国の産業構造の変化による輸入増のほか、中国と日本の領土問題による関係悪化も韓国企業に間接的なメリットをもたらした」
と報じている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月8日 17時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84558&type=0

日中に振りまわされる韓国の輸出、サンドイッチ現象の懸念再び―韓国紙

 2014年3月7日、韓国紙・中央日報中国語版はコラム
 「一つ間違えれば韓国は日中サンドイッチ現象の罠に」
を掲載した。

 今や韓国にとって中国経済の動向はきわめて重要だ。
 先行きをしっかりと見極めることが必要となる。
 第一のポイントは成長予測だ。
 5日、中国の全国人民代表大会(全人代)が開幕。
 初日の政府活動報告で2014年の成長目標値が7.5%と発表された。

 この数字は驚きをもって迎えられた。
 国内外の不確定が増し、経済構造調整の呼び声が高まるなか、7%まで下げると予想していた人が多かったからだ。
 韓国は輸出の26%が中国向け。
 中国市場の成長維持は韓国経済にとってはプラスで、6日には韓国総合株価指数(KOSPI)は大きく上昇した。
 もっとも今年の目標値は現状維持だったとは言え、将来的に引き下げられることは間違いない。
 事前に準備しなければ韓国の輸出には赤信号が灯るだろう。

 もう一つの問題は為替だ。
 ここ1カ月で人民元の対ドルレートは1%以上も下落。
 政府活動報告でも人民元レートの変動幅拡大が打ち出された。
 中国政府は今後も人民元安を誘導する可能性がある。
 また、アベノミクス効果で円安が続いていることも要注意。
 通貨安で日中の輸出が伸びれば、ローエンドの中国とハイエンドの日本に韓国が挟み撃ちされるサンドイッチ現象の懸念が再燃することになる。



聯合ニュース 2014年 03月 25日(火)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/03/25/0200000000AJP20140325003000882.HTML

日本の輸出低迷は日本企業の競争力強化を意味=韓国報告書 

【ソウル聯合ニュース】
 韓国貿易協会国際貿易研究院は25日までにまとめた報告書で、
 最近の日本の輸出低迷は日本企業の競争力が強化されたことを意味すると捉えることができる
と分析した。

 報告書によると、日本の昨年の輸出額は7146億ドル(約73兆円)で、前年比10.5%減少した。
 円安にもかかわらず輸出量が予想ほど伸びなかったためだ。

 一方で、報告書は日本の輸出低迷は日本企業の競争力を強化する要因として作用しているとの見方を示した。

 日本企業の海外法人の売上増加率(現地販売ベース)は2012年7~9月期の5.5%から昨年7~9月期は25.1%に上昇した。
 これに伴い日本の製造メーカーの四半期別の経常利益増加率も20~50%台を記録している。

 円安の追い風を受けた海外法人の売り上げ増加が企業の収益性改善につながっている。

 内需の持ち直しも日本企業にとっては好材料だ。
 一例として、東京製鉄など一部の鉄鋼メーカーは自動車生産の拡大、建設分野の活況などで国内需要が急増し、昨年夏からは全品目の輸出を中断した。

 日本企業が長期成長戦略に基づき、輸出より研究開発(R&D)への投資に集中していることも注目すべきだ。

 同研究院関係者は
 「最近、日本企業が市場シェア拡大よりも未来技術の確保に向けた投資に乗り出すなど長期成長のための布石を打っている
とした上で、韓国企業も目の前の成果に満足するよりは将来の日本企業との競争に備える必要があると指摘した。


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月27日 22時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=85526&type=0

韓国、対中輸出の約半数が加工貿易=中国の内需市場開拓が今後の課題―韓国メディア


●25日、韓国貿易協会が先ごろ発表したデータによると、韓国の2013年の対中輸出額は1459億ドル(約14兆9000億円)で、その47.6%を加工貿易が占めている。割合は07年比で6.6ポイント減少したが、依然として約半数に迫る勢いだ。資料写真。

 2014年3月25日、韓国貿易協会が先ごろ発表したデータによると、
 韓国の2013年の対中輸出額は1459億ドル(約14兆9000億円)で、
 その47.6%を加工貿易が占めている。
 割合は07年比で6.6ポイント減少したが、依然として約半数に迫る勢いだ。
 中国工商報が韓国・聯合ニュースの報道として伝えた。

 中国の内需市場は拡大を続けており、この数字から、
 韓国企業は中国を第三国へ輸出する上での“生産基地”とみなしている
ことが見て取れる。

 中国の輸入総額に占める加工貿易の割合は、07年の38.9%から13年には25.5%まで減少している。
 中国の13年の輸出総額に占める加工貿易の割合は、日本が34.5%、米国が14.5%と、韓国を大きく下回った。

 韓国貿易協会は
 「韓国企業はこれまで、中国を欧米市場進出のために加工基地としてきた。こうしたやり方はいまも変わっていない」
と指摘。
 また
 「北京や上海、広州など大都市の消費水準は、中レベルの先進国に匹敵する」
とし、
 「韓国企業は中国の内需市場開拓を急ぐべきだ」
とも指摘した。


【「反日という媚薬」に蝕まれる韓国】


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