2014年2月21日金曜日

韓国、竹島をはじめとする離島の実効支配を強化:日本の離島政策に対抗

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レコードチャイナ 配信日時:2014年2月20日 22時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83749&type=0

韓国、竹島をはじめとする離島の実効支配を強化=日本の離島政策に対抗―中国メディア


●.19日、韓国国土海洋部は「独島(竹島)および他の付属島嶼の実効支配を強化する」と発表した。資料写真。

2014年2月19日、韓国国土海洋部は「独島(竹島)および他の付属島嶼の実効支配を強化する」と発表した。新華網が伝えた。

韓国国土海洋部は、朴槿恵(パク・クネ)大統領に提出した年次報告書で、「日本政府は施設の建設などによって一部の岩礁への実効支配を強化している。これと比較し、韓国政府は関係する島、特に無人島の実効支配という点で強化措置が不足している」と指摘した。

報告書によると、韓国政府はこれらの島々の実効支配を強化し、一部の主要な島に観測所などの永久的施設の建設を計画している。また、国土海洋部はアザラシを竹島周辺の海域に放流し、実効支配を強化しつつ生態系も守るとしている。

竹島は朝鮮半島の東部海域に位置し、面積は約0.18平方キロメートル。北朝鮮、韓国、日本の3カ国がいずれも領有権を主張しているが、現在は韓国が実効支配している。近年、この島をめぐる日韓両国の紛争が加熱している。日本政府は22日に島根県松江市で開催する「竹島の日」記念式典に内閣府の亀岡偉民政務官を派遣すると発表した。



朝鮮日報 記事入力 : 2014/02/20 09:05
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/02/20/2014022001102.html

韓国が領海拡張を推進=独島には「海の牧場」も

 韓国政府が、韓国の領海をソウル・汝矣島の面積の「14倍以上」に拡張する案を推進する。

 海洋水産部(省に相当)は19日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領への業務報告で「管轄海域の設定の基準点となる23の島(領海基点島しょ)の岩礁露出地点を正確に測定し、その上に韓国の領海であることを示す永久施設物を設置する形で領海を拡張する」との方針を明らかにした。

 現在、領海基点を示す表示は東海岸のタルマンガプ、南海岸のチャンス島、西海岸のソリョン島など23の領海基点島しょの海岸に設置されている。
 国連海洋法条約によると、干潮のときに海面に現れる岩などには領海基点を示す施設物を設置することができる。
 だが韓国の領海基点の表示物は1960年代末に設置されたままで、正確な領海を表示していないと海洋水産部は説明している。

 海洋水産部は今年4月から、領海基点となっている可居島、ソグクフル島、紅島、コソ島、横島の5島の正確な岩礁露出地点に灯台や海面観測設備などの施設物の設置を進める方針だ。

 海洋水産部の関係者は
 「さらに沖合にある岩礁露出地を正確に調査し、永久施設物を設置すれば、韓国の領海は汝矣島の面積の14倍以上に拡大されるとみられる」
と語った。

 海洋水産部はまた、違法に操業する中国漁船の韓国側への侵入を防ぐために、海洋警察の艦艇と漁業指導船を排他的経済水域(EEZ)の境界線に前進配置する方針を固めた。
 現在は違法操業の漁船1隻を拿捕(だほ)する間にほかの中国漁船が逃走してしまい、取り締まりの実効性が低下すると指摘されている。
 海洋水産部はまた、シベリア横断鉄道、ロシア極東地域の港湾、国内の港湾を結ぶユーラシア複合物流網の構築に乗り出すことを決めた。

 また、沿海・近海の水産資源の復元のために、汝矣島の面積の8倍に相当する「海の森」を造成してスケトウダラを保護するプロジェクトを展開する一方、独島(日本名:竹島)には「海の牧場」を設置し、オットセイが生息できる環境を整備する。



聯合ニュース 2014年 02月 21日(金)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/02/21/0400000000AJP20140221002600882.HTML

止まらぬ日本の挑発 韓日関係改善に冷や水

【ソウル聯合ニュース】
 歴史問題などをめぐり韓国と日本の対立が続いているが、両国はこれといった関係改善策を見いだせずにいる。

 日本の政治家らが両国関係改善の「必要条件」といえる旧日本軍の慰安婦問題について態度を改めずにむしろ歴史に逆行する言動を強め、問題をますます悪化させている。

 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、フランスで開催された漫画祭で韓国が慰安婦問題をテーマに企画展を開いたことについて、
 「間違った事実を並べて日本を誹謗(ひぼう)中傷していることに対しては、冷静かつ礼儀正しく反論しなければならない」
と述べた。

 これにとどまらず、旧日本軍慰安婦の強制性を認めた1993年の河野洋平官房長官談話に関し、菅義偉官房長官が20日の衆院予算委員会で韓国人元慰安婦の証言内容を検証する政府チームの設置検討を明らかにした。

 これに対し、韓国政府は「両国関係の基礎である歴史認識の根幹を崩すものだ。日本政府は被害者らに耐え難い苦痛と傷を再び与える非常識な行動に乗り出さないよう促す」との立場を表明し、日本政府を強く批判した。

 韓国政府の立場表明は21日午前1時に行われ、極めて異例といえる。日本が慰安婦証言の再検証を示唆したことに対し、韓国政府が敏感に受け止めていることを意味する。

 韓国政府は、関係改善を積極的に模索すべき日本政府が自ら歴史に逆行する言動を続けていることに納得できないという雰囲気だ。

 慰安婦問題は女性の人権を踏みにじる性暴力だということに国際社会が共感を示しているが、日本政府がこれを否定する動きを本格化させていることに対し大きな懸念を抱いている。

 韓国政府当局者は、日本政府が慰安婦証言の再検証に取り掛かった場合は「非常に強い逆風にさらされることになる」との見方を示した。

 22日には日本の島根県で「竹島の日」式典が予定されており、両国の衝突は避けられない見通しだ。このような状況の中、外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長と日本外務省の伊原純一アジア大洋州局長が18日にソウルで会談したが、相互の立場を示すのにとどまった。

 米政府は韓日に対し、オバマ大統領が訪問する4月下旬までに関係を改善するよう圧力を加えているが、現在のような雰囲気が続く限り、関係改善の見通しは立たない。

 別の韓国政府当局者は「韓国政府も関係改善に向けた糸口を探るための努力は傾ける」としながらも、「われわれも立場と原則があるため、日本側が最低限の誠意ある措置を取らなければ本質的な状況変化は起きにくい」と述べた。



【「反日という媚薬」に蝕まれる韓国】


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