2014年2月11日火曜日

韓国の国民幸福指数 OECD加盟34カ国中33位:一昨年より悪くなる、所得格差の拡大

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聯合ニュース 2014/02/10 17:22
http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20140210002500882

韓国の国民幸福指数 OECD加盟34カ国中33位

【ソウル聯合ニュース】
 韓国の1人当たりの国民所得が2万5000ドル(約255万円)に迫る一方で、
 国民幸福指数は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最下位レベルであることが分かった。

   韓国保健社会研究院の南尚昊(ナム・サンホ)研究委員は11日から2日間にわたり成均館大で開かれる2014経済学共同学術大会に先立ち、「国民福祉水準の国際比較:経済協力開発機構(OECD)国家を対象に」という論文を発表した。

   南研究委員が調査した総合福祉指数を見ると、
 OECD加盟国34カ国の中で韓国の国民幸福指数は33位、福祉充足指数は31位で、いずれも最低水準となった。 

   総合福祉指数には、経済成長率などの経済活力部門、国家負債割合などの財政部門、ジニ係数や失業率などの福祉需要部門、雇用保障率や児童および保育支援率などの福祉充足部門、自殺率や出生率などの国民幸福部門、健康状態や医療資源などの保健医療部門の6部門がある。 
   同論文では、韓国は特に自殺率が高く、出生率や主観的幸福度が低いため国民幸福部門の順位が低いと説明している。 

■他の指数でも韓国の評価は低い。

   OECDが2011年の創設50周年に作った「より良い暮らし指標」(Your Better Life Index)を見ると、韓国は幸福と関連したほとんどの指標で最下位圏だった。

   これは加盟国34カ国を対象に住居、収入、生活の満足度、共同体、ワークライフバランスなど11の分野を評価した指標だ。
 順位が高いほど肯定的な状態を意味する。 

   2013年5月を基準として韓国は長時間労働者の割合31位、主観的健康状態34位、殺人率29位を記録した。
 生活の満足度(25位)、大気の質や水質などの環境(26位)も低かった。

   南研究委員は「国家の所得水準が高くても個人が不幸なこともある」と指摘。
 「出生率や主観的満足度を高め、自殺率を低くする対策を用意しなければならない」と提言した。


 一昨年は?


聯合ニュース 2012/07/10 17:34
http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20120710002000882

韓国の「幸福指数」 OECDの34カ国中32位

【ソウル聯合ニュース】
 韓国保健社会研究院が10日に公表した研究報告書によると、韓国人の生活の質に関する「幸福指数」は経済協力開発機構(OECD)に加盟している34カ国中、32位だった。

   幸福指数は生活状態や可処分所得、得格差の程度を表す指数「ジニ係数」、雇用率、殺人率など経済や社会分野の19項目を基に算出された。

   漢城大学の李来賛(イ・ネチャン)教授がこれらを分析した結果、韓国は10点満点中4.20点で平均(6.23点)を大きく下回り、メキシコとトルコに次いで点数が低かった。
 トップはデンマークの8.09点で2位のオーストラリアも8点台をマークした。

   韓国の結果を詳しく見ると、環境や生態系維持の可能性と共同体構成員同士の接触頻度を反映した
★.「社会ネットワークの安定性」で最下位(34位)だった。
★.「健康状態」(32位)、
★.「必需施設を所有できない世帯の比率」(31位)、
★.「マイノリティーに対する寛容さ」(28位)、
★.「貧困率」(28位)
などの順位も低かった。

   所得分配の公平性に関する点数が低下したこともあり、政策的な配慮が必要だとの声も上がっている。


 韓国人の幸福感は
 「反日を高らかに唱えている時」
のみのようである。
 閉塞状況の中で唯一の息抜きが「反日の雄叫び」であり、それが高揚感、幸福感に結びつくようである。

 さらに2011年のデータによると。


聯合ニュース 2011/05/04 09:12
http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20110504000300882

韓国の子どもの「幸福指数」、OECD最下位

【ソウル4日聯合ニュース】
 韓国の子どもたちが感じる幸福度が、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も低いという調査結果が出された。

   韓国方定煥財団と延世大学社会発展研究所は4日、全国の小学校4年生から高校3年生までの児童・生徒6410人を対象に先ごろ実施した、幸福指数の国際比較をテーマとする調査結果を公表した。

   それによると、韓国の子どもの「主観的幸福指数」は65.98点で、世界保健機関(WHO)が2006年、OECDが2003年にそれぞれ実施した同様の調査と比較すると、OECD加盟23カ国で最も低かった。
 OECD平均は100点で、最も指数が高いのはスペインの113.6点。
 韓国の点数は、2番目に点数が低いハンガリー(86.7点)とも20点以上の差があった。

   主観的幸福指数は、
★.「主観的健康」
★.「学校生活満足度」
★.「暮らしの満足度」
★.「所属感」
★.「周辺状況適応」
★.「寂しさ」
の六つの領域に対する回答率を数値化したもの。
 韓国は2009年の調査で64.3点、昨年は65.1点と、
 3年連続でOECD加盟国最下位を記録した

   一方、子どもの教育成就度と生活方式を測定する「教育」と「行動と生活様式」の項目では、韓国は127.8点、129.3点と、どちらもOECD加盟国中1位を記録した。
 また、「物質的幸福」は110.7点で4位、「保健と安全」は102.6点で13位、「家族と友人関係」は96.1点で15位と、主観的幸福指数以外の分野では中上位を維持している。

   同じアジアの日本、中国と比べ、韓国の子どもたちが感じる幸福度は大きく下回ることも分かった。

   ことしの調査と韓国青少年政策研究院の2006~2007年の研究結果によると、「さまざまな面で幸せを感じるか」との質問に「非常に感じる」と回答した韓国の高校生は2006年が13.7%、ことしは11.7%だった。
 日本は2006年の調査で32.3%、中国は同39.1%だった。
 
   「生活全般に満足しているか」との質問に「大変満足している」と答えた比率は、韓国は2007年が16.4%、ことしは17.8%だったのに対し、日本は2007年が28.5%だった。

   このほか、
 「幸福のために最も必要なものは何か
との質問に対する回答は、韓国の小学4年生では「家族」が54.4%で最も多く、健康、自由、友だち、成績、お金が後に続くが、高学年になるほど「家族」の回答率が低くなり、「お金」との回答が増えている
 高校2年生の回答は「家族」が24.8%、「お金」が25.2%でほぼ同じ、
 高校3年生では「お金」が26.0%で最多となった。


 韓国では「幸福とは金持ち」と同義になるようだ。
 「武士は食わねど、高楊枝」とはならないようだ。


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月11日 22時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84749&type=0

アジア28カ国の所得不均衡、悪化最速は中国=韓国も5番目に―韓国メディア


●11日、アジア開発銀行研究所が最近発表した報告書で、1990~2010年までの20年間で、韓国のジニ係数が年0.9%の割合で上昇していることが明らかとなった。写真は韓国ウォン。

 2014年3月11日、韓国・聯合ニュースによると、アジア開発銀行研究所(ADBI)が最近発表した報告書で、1990~2010年までの20年間で、韓国のジニ係数が年0.9%の割合で上昇していることが明らかとなった。
 環球網が伝えた。

 ジニ係数は0~1の数値で表される所得分配を示す指標。1に近づくほど格差が大きいことを示す。
 報告書ではこの数値を0~100に換算して算出している。

 アジア28カ国中、ジニ係数の上昇ペースが最も速かったのは中国で、20年間で32.4から43.4へと増加。
 以下、インドネシア、ラオス、スリランカと続き、韓国は5番目(24.5から28.9へと増加)だった。
 このことは、韓国国民の所得格差が絶えず拡大していることを示している。

 報告書では、
 「技術が発展し、グローバル化によりアジア経済が急速に発展したものの、これらの国に住む人々の所得分配に大きなマイナスの影響を与えた。
 関係国の政府は有効な措置を採る必要がある」
と指摘している。