「愛国無罪」の論理は韓国の民族パワーである。
なら日本側からいけば、靖国は日本にとって愛国無罪になる。
どこまでいっても平行線というわけである。
『
朝鮮日報 記事入力 : 2014/02/08 12:00
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/02/08/2014020801005.html
法が先か道徳が先か、徴用工判決めぐる韓日の文化の差
毎日新聞が新企画
「文書の上での合意を尊重する日本、1965年の請求権協定に依拠」
「正統性・正しさを重視する韓国、法より道徳を優先視」
植民地時代に韓国人強制徴用者を搾取した日本企業に対し、韓国の裁判所が相次いで賠償を命じる判決を下している。
これに対し日本は
「1965年の日韓請求権協定で徴用者の請求権を消滅させたのに、再び賠償すべきという韓国は法治国家ではない」
と猛烈に反発している。
韓国の裁判所が下した判決の趣旨は
「国家間の協定(請求権協定)が、反人道的な違法行為に対する個人の賠償請求権まで消滅させることはできない」
というものだ。
日本メディアは「反日世論を意識した判決」として嫌韓世論に火を付けている。
そうした中、中立的な立場を取る毎日新聞が、観察者的な視点から、両国の文化の差を通じてこの問題を読み解く連載を始めた。
「『正しさ』とは何か:韓国社会の法意識」という企画だ。
毎日新聞は「韓国は『国際合意』よりも『正当性』を優先視する」と分析した。
儒教文化圏の韓国は、伝統的に「道徳的正しさ」を重視し、相手を批判するときも「正しいかどうか」を問題にする。
こうした道徳主義が「道徳が法に優先する」という意識に大き影響したという。
「近世までの朝鮮は経済的に豊かではなく、軍事的に強大でもなかった。
『何が正しいか』という名分論で自分たちの正統性を主張するしかなかった」
という小此木政夫・九州大学特任教授の分析も添えられている。
1980年代の民主化時代から「正しさ」を追求するようになり、誤った制度を是正する過程で、正当性の価値が法の価値より上に置かれたという。
賠償裁判で勝訴した元徴用工に裁判長が掛けた
「今回の判決でこれまでの恨を晴らすように」
という言葉も例に挙げられた。
毎日新聞は
「原告(元徴用工)の心情に寄り添った判決を出すことをにじませた言葉」
と記した。
しかし、規定や手続きを重んじる「マニュアル社会」の日本は、多少の矛盾や不合理な側面があっても、文書上の合意を守ることを何より重視する。
国民的合意といえる法律や国家間の条約も同様だ。
「関連法が存在する限り、法的判断の領域に道徳が介入してはならない」
という論理だ。
韓日間の法意識には「かけ離れている」と言えるくらい大きな差がある、と毎日新聞は主張した。
もちろん、この記事は日本の立場から書かれたものだ。
「韓国はとんでもない国だが、よく見れば理解できる部分もある」
というニュアンスだ。
しかし日本に批判的な韓国人の中にも、元徴用工の請求権を認める判決をめぐっては別の意見がある。
「新しい基準でもって昔の約束を破るのは正当なことなのか」
という疑問だ。
そういうわけで「合意よりも正当性を優先する」韓国を観察する毎日新聞の視点は参考になる。
』
もし、韓国論理が正しいのならば原爆投下のアメリカは尽きる事なく日本の国民から糾弾されることになる。
しかし、日本はそれをやらない。
韓国の考え方の源泉は中国の「正史主義」による。
つまり、
今の時点での「正統性」をもって、歴史を作り替えていこう
とする考え方である。
中国はいまは共産党が正統、つまり神より「天子」の地位を預けられて政治をしている、ということになっている。
この歴史観で政治をやると、過去はすべて今に服従するものとなり、今に矛盾する過去はどんどん抹殺されていく。
歴史の書き換えが起こる。
ちょうど『1984』みたいな状態になる。
結果、過去に発生した事象は現政権のいいように改変され、抹殺され、
今が正統であるという歴史観のみが残る、
ということになる。
昨今話題の
中韓の「歴史認識」というものは歴史を歴史としてピュアに見ようということではなく、
偏狭な一つの歴史観を自己正義にまで拡大したものにすぎない。
つまり「法」というものをどう解釈するのかという原点がまるで違うがゆえに発生したものである。
逆にいうと、韓国的な正史主義を日本に適用するなら、
日本の現歴史は日本にとって「正統」な歴史であり、
「韓国の歴史認識こそ間違いそのもの」ということにもなる。
よって、
ただ自己の正統性を極限解釈しているだけの
「駄々っ子歴史観」にすぎない
ということである。
その基本が「法解釈」にある、ということでもある。
では、韓国思想の元になる中国の教育とは。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年2月16日 12時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83478&type=0
日本と中国の教育の違い
=「道理は知っているが、その本質を理解していない」―中国ネット
●15日、信孚教育集団の理事長で教育家の信力建氏が、訪日した際に感じた日中の教育の違いについてまとめた文章が、再びネット上で話題となっている。資料写真。
2014年2月15日、中国新聞網によると、日本の文部科学省は学生の道徳教育の充実を図ることを目的として、新たな道徳教材を作成した。
「私たちの道徳」と名付けられた新たな教材では、いじめや命の大切さについて考える資料が充実したという。
一方、子どもへの教育熱が高いことでも知られている中国では、信孚教育集団の理事長で教育家の信力建(シン・リージエン)氏が、訪日した際に感じた日中の教育の違いについてまとめた文章が、再びネット上で話題となっている。
以下はその一節。
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私には日本で生活して7年になる親戚がいる。
私は日本を訪れた折に、日本と中国の教育にはどんな違いがあるのかを聞いてみた。
親戚いわく、日本では多くの女性が子どもを生むと仕事を辞め、育児に専念する。
理由は、子どもが3歳になるまでの教育が非常に重要で、何か問題があればその後に矯正することは難しいと考えられているからだ。
日本人は、
「男性が外で働き、女性が育児に専念する。
子どもが3歳を過ぎてから、女性は再び働きに出る」
というパターンが、社会への影響も少なく、子どもの教育にも良いと考えているという。
また、日本人の子どもを育てる原則に
★.「腹七分」
★.「子どもは風の子」
があるという。
彼らは中国のように子どもにお腹一杯に食べさせることは少なく、子どもの薄着も気にしない。
子どもが風邪をひいたときも、中国のようにすぐに点滴に頼ることはなく、自然に回復するのを待つ。
制服にも意味がある。
日本の学生服はとてもきれいで、種類が豊富だ。
親戚によれば、
「学生服には『自分の身分を忘れないように』という意味があって、悪いことをすると不安を感じる」
のだという。
日本の学校では、実践能力を養うことを重視している。
たとえば、家事、裁縫、武道、スポーツなどの部活動が充実している。
なかでも武道は重視されており、武道を通して品格や何事もあきらめない精神を身につけられるという。
どんな偉大な理想の実現にも、それを支えられる強じんな肉体が必要だ。
ひ弱な学生は、往々にして積極性や主体性に欠ける。
中国はこれまで、座って話をするだけで実際に行動を起こさない学生を大量に生み出してきた。
中国人の場合、大きな目標を掲げることが好きな割には、用をなしていないことが多い。
大きな道理を言うことは簡単だ。
それを実践できる人こそ、真に偉大なのである。
私たちは多くの道理を知ってはいるが、その本質を理解していない。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
』
いわく、
★.中国人は大きな目標を掲げることが好き、
★.大きな道理を言うことは簡単、
★.でも実行には至らない
★.中国人は多くの道理を知ってはいるが、その本質には無知
ということになる。
【「反日という媚薬」に蝕まれる韓国】
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